SEOよりMEO??

本ブログでは、「SEO:サーチエンジンオプティマイゼーション(検索エンジン最適化)」という言葉について何度か書かせていただいておりますが、

本日は「MEO」という言葉について説明したいと思います。

 

MEOとはMap Engine Optimizationの略称で、Google MAP向けの地図エンジンで最適化を図ることを指します。

 

検索エンジンで「地域名+キーワード」で検索すると、検索結果の上段にGoogle MAPと3社の情報が表示されます。マップ上には検索した地域とキーワードに該当する店舗が表示され、実際にその地域にある目的の場所が探しやすくなっています。

画像は「富士市 名刺」で検索した時の結果一覧ページです。赤枠にあるマップと表示された3社の枠をローカルパックと呼びます。このローカルパックに自社を表示させることと、Google MAPの最適化を図ることをMEOと呼びます。

検索結果

ローカルパック

検索結果

Google MAP 検索結果

MEOの重要性

MEOという言葉は聞きなれないかもしれませんが、重要性については多くの方が感じているのでは無いでしょうか。

まずはこちらの動画をご確認ください。

 

 

Googleの公式動画ですが、このように検索された方は少なく無いはずです。私は何度もしています。

(地域を入力しない場合には、今いる周辺の情報が検索されます)

実際にGoogleの調べでは、
「検索した人で、その日のうちにお店に行った人の18%が購入をする」

このようなデータがあります。

このことからも店舗や事業所を持つ来店型ビジネスにおいて、MEOがいかに重要か分かるかと思います。

MEO対策方法

ローカルパックに自社を表示させるには、上位3位以内にランクインさせる必要があります。そこでGoogleマイビジネスの登録が必須です。この情報を充実させることがMEO対策で最も重要になり、登録のポイントは3つあります。

 

基本情報をすべて登録する

Googleマイビジネスを活用してローカルSEOを強化するためには、まずはビジネス情報をすべて登録することが必要不可欠です。住所や電話番号、営業時間などはもちろんですが、ビジネスの紹介文や自社サイトへのリンクの設定も欠かさず行いましょう。

 

NAPの統一

Googleマイビジネスに情報を登録する際に意識したいのが、NAPの統一です。NAPとは、Name(会社名・店舗名)、Address(所在地)、Phone(電話番号)の頭文字を取ったものです。Googleマイビジネスと自社サイトでこれらの情報に相違があると、MEOの効果が弱まってしまいます。

 

写真を掲載する

Googleマイビジネスへの写真追加もMEOの強化につながります。会社の内観・外観写真や新着商品や一押し商品の写真、スタッフ写真など、多くの写真を掲載することでローカル検索における存在感が高まります。実際に、Googleマイビジネスに写真を掲載している場合、掲載していない場合に比べてURLのクリック率やGoogle MAPのルートリクエストのクリック率が高まることが報告されています。

まとめ

本日はMEOという言葉の説明から、対策について記載しました。このGoogleマイビジネスは基本、無料で使用できるサービスです。MEOにおいて唯一かつ非常に重要な対策ですが、実際に登録している企業はまだ多くはありません。登録されていない方はぜひ登録をして、効果を試してみてください。

 

今後も毎週ブログを更新していきます。お客様から「Webについて」質問を受けつけており、順次こちらのブログにて回答していきます。ご不明な点や問題をお抱えの方がいらっしゃれば、ぜひご連絡ください。