脱人件費!!4つのホームページ活用術で業務4割カット。

人手不足に困っていませんか?高い費用をかけて求人を募集してもなかなか人が集まらず、人が入ってもすぐ離職してしまう。電話対応が多くて通常業務や営業活動ができない。という経験はないでしょうか?

こちらでは、このような悩みを解決するためにホームページを効率よく活用することで人に頼ることなく業務をコストカットできる策を提案します。

 

 

 

1.活用術①-人事部編-

面接官と女性

1-1.求人募集

新卒、中途採用を募集しようと思い、求人媒体サイトへ掲載すると費用がとてもかかります。

ホームページに求人募集を掲載すれば、求人媒体サイトへ月に何十万円と支払っていた分をコストカットができます。

また、求人媒体サイトでは掲載量が限られますが、自社サイト内では、より多くの会社情報を提供できることができます。

実際に求職者の求人広告に対する不満の60%「仕事内容に関する詳細が少ない・不明確」というアンケート結果が出ています。

参考サイト:求人広告について調査データ

 

求職者により多くの情報を提供することで、自社の社風を理解して貰え、価値観に合った人を募集できるメリットがあります。入社してイメージと違ったというミスマッチングによる離職率が軽減できそうです。

実際に内閣府の就労等に関する若者意識調査の中で、初職の離職理由(複数選択可)第1位が「仕事が自分に合わなかったため」となっております。

 

                  初職離職理由

出典:内閣府「特集 就労等に関する若者の意識 2 就労等に関する若者の意識調査の結果」

 

離職率を防ぐためには、1日の仕事のスケジュールや先輩、スタッフからのコメントなど仕事内容に関する情報をより掲載することが必要となってきます。そのため、より多くの情報が掲載できるホームページでの求人募集はおすすめです。(求人媒体サイトですと社員インタビューなどの追加ページは追加料金が発生する場合があります。)またプラス面だけでなく、マイナス面を伝えておくことも求職者にとっては嬉しい情報のようです。

 

【補足①】求職者の9割が企業ホームページをチェック?!

求職者の9割が企業ホームページをチェックし、7割がホームページ内の採用ページを確認しているアンケート結果が出ました。

これからの時代は、ホームページがあるのとないのとでは、差が生じてしまいそうです。

 

 

出典:転職活動者の9割が「企業HP」、7割が「採用HP」から企業情報を収集すると回答

 

【補足②】若者就活情報源が変化?!

2012年に株式会社クロス・マーケティングが行った調査では、学生の就活情報収集源は、マイナビ・リクナビなどの就職情報サイトが圧倒的に多かったのに対し、2019年に株式会社ディスコが行った学生アンケート調査では、企業ホームページが1位となりました。

 

出典:若者のナビ離れの実態を徹底調査!~「待ち」から「攻め」の採用に~

 

Webの発達により、間接的に情報を得られることができるようになりました。そのため優秀な学生を取り囲む有効策として企業側は、自社採用HPの充実、SNS(LINE、Twitter、Instagram)を使った求職者向けコンテンツの運用をし始めています。

求職者も大手求人媒体に対して「情報が多すぎる」「管理が面倒くさい」などの声もあり、これからの時代は、求人媒体サイト離れが増加していきそうです。

 

【補足③】ホームページではなく採用専用サイトを作成?!

企業ホームページを作成するよりは、採用専用サイトだけを作る方が比較的コストが安いです。予算がなく、採用に特化している企業は、採用専用サイトのみを作るのもおすすめです。

参考サイト:採用サイト制作の料金と相場|作成ポイント・管理ツールの特徴を紹介

 

 

2.活用術②-事務編-

忙しいOL

2-1.問い合わせ削減

ホームページ内にFAQを設置することで、業務コストが減り、問い合わせを40%ほど削減された実績があります。

(※FAQ➡︎よくある質問、想定される質問とその回答とを集めたもの)

参考サイト:OKWAVE, Inc.FAQ導入事例

 

FAQ設置3つのメリット

①電話対応せず、サイト内のFAQでユーザーの疑問を解決

②24時間365日受付ができ、電話の待ち時間もないため、ユーザーストレスが減り顧客満足度向上

③質問をFAQにナレッジとして蓄積していけば、難しい質問でも誰でもスムーズに解決

 

またFAQにチャットボットを導入した企業は90%も問い合わせを削減された実例が出ています。

(※チャットボット➡︎チャット=会話」と「ボット=ロボット」が組み合わさった言葉で、オンラインにおける会話形式でのコミュニケーションの返答をボットが行うシステム)

参考サイト:他社の事例からヒントを得る。チャットボットの企業導入事例5選

 

FAQ設置で問い合わせも削減され、売上も上がったという企業が多いです。ホームページのFAQ効果は非常に大きいです。

 

2-2.申込、届出、資料請求受付

施設の利用申込書や提出書類などは、会社へ電話で問い合わせをし、郵送して貰うことが多いです。

ホームページがあれば、お客様にサイトから利用申込書、届出書などをダウンロードして貰えます。資料請求ダウンロードも設置可能です。申込までの流れを掲載することによって、電話で説明していた時間も省くことができます。

ホームページ内に申込フォームなども設置すれば、より業務が簡略化され、人員削減ができます。

 

 

3.活用術③-営業部編-

資料を提案する営業マン

3-1.名刺

会社の基本情報(事業内容、所在地、お問い合わせ電話番号、メールアドレス)を伝え、自社の沿革、年商、主な取引先、社員総数、企業理念、社内写真などを掲載するこで、名刺交換以上にお客様へ会社をアピールでき、信頼感を与えられます。

 

3-2.サービス内容、商品売り込み

ホームページが自社製品の魅力、競合他社と違うサービス内容などをわかりやすく説明してくれます。

企業パンフレットなどの紙媒体ですと、新しい製品、新しいサービスを掲載するためには新たに制作が必要となってきますので、最新情報を常に配信して売り込めるのが、ネットのメリットです。

お客様がサイトを見て製品、サービスに魅力を感じて問い合わせに繋がれば、営業マンは不要になります。

 

 

4.活用術④-広報部編-

カメラ 広報章

4-1.社外・社内にニュースリリース

社内の最新情報を「広報」としてホームページで発信できます。

参考サイト:【3分で読める】いまさらだけど「広報と広告」の違いって何?そっと調べてみた。

 

例えば「社内でこんなイベントをした」、「新しい機械を導入した」、「CSR活動でこんなことしてます」など直接製品、サービスに関係ないことも配信する役割です。

近年ではよく社内ブログ記事がメディアに取り上げられ、話題になって売上が伸びたということもよく耳にしますので、広報の宣伝効果は、広告よりも期待できます。

 

5.まとめ

ホームページを活用して業務をコストカットできそうでしょうか?

もし今ホームページを持っているけど、役割を果たしていないという場合は、今回紹介した役割を果たせるようなホームページにリニューアルすることをおすすめします。

また紹介した4つの活用術をただ載せるだけでは効果がでない場合があります。より役割を活かすには、ホームページのレイアウトだったり、デザインが必要となってきます。もし費用をかけてでもより良いホームページを制作したいのであればプロに一度相談してみてはいかがでしょうか?