サイトを上位に表示させるために(被リンク)
Googleでの検索でWebサイトを上位表示させる対策をSEO対策と呼びますが、その中で被リンクを集めることが重要と以前のブログ「被リンクとは?」でも記載しました。本日はもう少し掘り下げてどのようにGoogleが基準を設けているか記載いたします。
Googleはリンクをそれぞれを平等と見ておらず、それぞれのリンクに強弱、良し悪しをつけております。
私たちもサイトを上位に表示させるためにはその違いを理解する必要があります。本日は3つの基準を紹介いたします。
①人気が高いページからのリンクほど、強力な票になる
人気が高いページとは、それ自体が多くの票を貯め込んでいるページのことです。
人気のページからリンクを獲得すると、一般的には、さほど票(リンク)を集めていないページからリンクを獲得するよりも、大きな力となります。
図のように、5票リンクされているAと2票リンクされているBではAの方が評価が高くなります。そしてAからのリンクされているCと、BからリンクされているDではCの方が評価が高くなります。
②メインコンテンツにあるリンクは、サイト共通部分のリンクより価値が高い
同じページ内にあるコンテンツやリンクでも、
「サイドバー」「ヘッダー」「フッター」などのいわゆる「ボイラープレート」(サイト内で共通に使い回すことを前提としたテンプレート的な部分)よりも、ページ独自の本文領域に配置されているコンテンツやリンクの方を重視しています。
ボイラープレートの本質は、通常はCMSによって自動的に挿入されるものであり、内容に関わるものではありません。Googleはページの「メインコンテンツ」を重視するよう評価担当者に求めています。
さらに、展開可能なタブやアコーディオンメニューの中に隠れているリンクは、完全に見えているリンクよりも影響力が低い可能性があります。
③メインコンテンツの上部にあるリンクほど、強力な票になる
Googleは「ユーザーが実際にクリックすると思われるリンク(ページ上のより目立つ位置に配置されているリンクを含む)」の方により大きな重み付けをします。
「ページ上部にある目立つリンク」と、「ページ下部についているリンク」ではどちらをクリックするか?答えは明白です。このようにページにおける位置でも差をつけています。
上記のように、Googleはユーザー目線を意識し、「平等」ではなく「公平」に評価をしています。今回は被リンクの重みの違いでしたが、Googleの変え方は基本的に同じです。私たちもWebサイトを作る際にはユーザーにとってどのように作ったら良いか考え、そして伝えたい情報に優劣をつけて作成する必要があります。
今後も毎週ブログを更新していきます。お客様から「Webについて」質問を受けつけており、順次こちらのブログにて回答していきます。ご不明な点や問題をお抱えの方がいらっしゃれば、ぜひご連絡ください。