文字間の調整(カーニング)について①
【1分間でお伝えします】
今回は、文字間の調整(カーニング)についてお話します。
カーニングの作業、一般の方は殆どされていないので
これを覚えるだけで差をつけることができると思います。
カーニングとは文字間を調整し見やすくすることです。
文字にはそれぞれ個性があり、形が違いますが
デフォルトの文字設定は均一のスペースがあり
実際に文字の並びを見た時に、同じ幅に見えません。
そこでカーニングという技術が必要になってきます。
実際を見てみましょう。
調整前
調整後
どうでしょう。
調整前は「、」の後ろにスペースがあります。
このスペースは文章の中にあってもさほど気になりませんが
見出しやタイトル、看板などに使用される文字には
やはり調整が必要になってきます。
表示される文字が大きければ大きいほど
必要とされる作業です。
注意点としては、このカーニングの作業は
一番最後の仕上げで行ってもらいたいです。
仮にカーニングをやり終えたあと
その文字のフォントを変更したり、サイズを変更したり
その他の調整をしたりすると
せっかく繊細に修正したのに崩れてしまうからです。
皆さんがデザインを作成なさる時に
最後の仕上げでカーニングまでできたら
違いを見せれるのではないでしょうか。
次回はもう少し詳しく見ていきます。
丈太郎