ページビュー数の多いサイト良いサイトか?

アクセス数

こんにちは。浩二です。

本日はWEBサイトでのページビュー数の多いサイトは良いサイトかという疑問にお答えしたいと思います。よく有名人のブログなどで10万PV突破とあり、見た人がたくさんいるんだなと何となくわかる方もいるかともいますが、正確に回答できる人は多くはいないのではないでしょうか。

 

ページビュー数とは・・・WEBサイト内の特定のページが開かれた回数を表し、WEBサイトがどのくらい閲覧されているかを測るための最も一般的な指標です。

 

さて、本題のページビュー数の多いサイトは良いサイトかどうかですが、こちらはサイトの性質によります。例えば、企業のカスタマーページのようなお客様の疑問に答えるサイトではページビュー数が多い場合知りたい回答に辿り着けていない可能性があります。このようにサイトの性質によって異なる場合もありますが、一般的にはページビュー数の多い方が閲覧者も多く良いサイトと言えます。

 

しかし、ページビュー数を見る際にはもう一つ抑えて置かないといけない指標があります。

それは「1セッションあたりのページビュー数(ページ/セッション)」です。

ページ/セッション

ページ/セッション

ある企業の社長さんが当社のページビュー数は10万を越えたと自慢げに話していた場合それは本当に自慢すべきことでしょうか。大事なのは何人の訪問で10万ページビュー数を越えたかです。「5万人なのか、それとも2万人なのか」
5万人で10万ページビュー数の場合、1人あたり平均2ページになります。それに対して
2万人で10万ページビュー数の場合、1人あたり平均5ページも見ています。

 

WEBサイトの目的は売上を上げること(問い合わせに繋げること)
これを踏まえると通販サイトの場合は

「商品情報」→「カート」→「個人情報入力」→「確認」→「サンキューページ」と最低でも5ページ
通常の企業サイトでも

「トップページ」→「お問い合わせページ」→「確認」→「サンキューページ」と最低でも4ページは必要になってきます。そのため、平均2ページはサイトとしての目的を達成している可能性は低くなります。

 

ページビュー数は一つの指標として重要ではありますが、総合的に判断する必要があります。