サイト滞在時間や直帰率は検索順位に影響する?

グーグル先生2

本日は、グーグルアナリティクス画面でよく見る「平均セッション時間(サイト滞在時間)」や「直帰率」とSEOとの関係(検索で上位に来るか)について説明したいと思います。

直帰率についてはこちらをご参照ください(https://support.google.com/analytics/answer/1009409?hl=ja)

 

平均セッション時間/直帰率

平均セッション時間/直帰率

 

サイトをより良くする場合、サイト滞在時間が長くなるように、直帰率は低くなるように作成しますが、SEOにおいてどのような影響を与えているだろうか。答えは直接の関係はありません。もう少し正確に言うと、重要ではあるものの直接関係はないと言ったところです。

 

同業種のサイトにおいて滞在時間がやや短く、直帰率が高いことは、必ずしも悪いことだとは言えません。例えば、読み込み速度の速いサイトを運営していて、必要な情報へとより早く人々を導いているのならば、サイト滞在時間は短くなり、直帰率が高くなることがあります。またはブログページの場合1ページのみを見て帰ってしまう方は多いのでブログを良く更新するサイトもページ全体としての直帰率は高くなります。

 

先週のブログ(http://kabufuji.com/archives/1181)にも記載しましたが、グーグルはあくまでコンテンツが実際にどの程度人々の役に立っているか、または被リンクやオーソリティのシグナルがあるかどうかに注目しています。

 

もちろん実際に役に立つサイトや被リンクの多いサイトはサイト滞在時間が長かったり、直帰率が低かったりする傾向がありますがそれらの数字を高めることを目標とするのではなく、あくまで目安とする数字に留めて、目標を見失わないよう心がけてください。

 

浩二