特製生クリームを使用したフルーツサンドを販売「フルーツ丸㐂」

毎月第3水曜日にラジオエフにて放送中のラジオ番組「Oh! my Fuji!」に、ゲスト出演された企業様を深掘りしていくインタビュー企画。

今回のゲストは、静岡県東部を中心にフルーツサンドを販売されている「フルーツ丸㐂」の仁藤佑介さんです!

この記事の構成は以下のとおりです

フルーツ丸㐂について

創業のきっかけは?

個人的に言うと、自分で何か会社をつくりたかったんです。富士市のシャッターが閉まっている商店街に寂しさを感じていて。僕の行動で富士市の活性化に貢献できたら……という思いがあり、創業を決めました。

どのように地域活性化に繋げていきたいですか?

店名であるフルーツ丸㐂の「丸㐂」は、㐂(よろこび)が円になって繋がっていくという意味を込めてつけました。

例えば、なんでもない日に誰かからプレゼントをもらうと嬉しいじゃないですか。 

そうやって嬉しいことをされると人って、また嬉しいことを誰かに返したくなると思うんですよ。一番嬉しいのは人に喜んでもらえたときだと思うので。 

そういうことが繋がっていって丸になるというか、そういうよろこびを一つでも増やしていければいいなと思っています。 

富士市を変えると言っても、僕が変えようと思っても簡単には変わらないと思うんです。だけど、せめて自分の商品を買ってくれた方には喜んでいただきたいなと。その日一日嫌なことがあったとしても、喜んでいただけるような商品になればいいなという思いがありますね。 

最終的には、それが地域活性化にも繋がって欲しいなと考えています。

飲食店、それも「フルーツサンド専門店」を選ばれた理由はなんですか?て下さい。

嫌いな人があまりいないイメージがあったからです。

また、フルーツは色鮮やかなので、忙しい日々の中で「良かった」とか「嬉しい」とか、そういう感情を少しでも湧き上がらせてくれる効果に繋がればいいなと考えました。

商品の魅力は「こだわりぬいた生クリーム」

仁藤さん自身も、甘いものがお好きなんですか?

普通……ですかね。実は苦手な時期があったくらいでした。「甘いものがすごく好き」というわけでは無いからこそ、誰が食べても美味しいクリームを追求することができたと思っています。
商品開発には本職のパティシエの方に携わっていただきました。結果、甘さがくどくない、だけど美味しい、自信の持てるクリームになっています。
重たさや油っぽさを感じるクリームが多いので、そういうところをなくそうと努めました。
1つ2つと食べることができる仕上がりになっていると思います。

クリームにこだわろうと決めた理由は?

フルーツサンドでいこうと決めたときに、いろんなお店で実食したのですが、市販の冷凍クリームを使用しているところが多く、あまり美味しいとは感じなかったんです。
一から作った生クリームは全然風味が違って。フルーツも、もちろん大切な要素の一つですが、フルーツはお金を出せばいくらでも良い物は買えてしまうんです。そうしたら、差別化できるポイントはクリームだなと思って。だからパティシエの方とも何度も打ち合わせを重ねて、妥協せずに作りました。

フルーツにもこだわりポイントはありますか?

はい。フルーツは市場に直接卸に行っているのですが、市場の担当者さんとしっかり打ち合わせをして、今日のフルーツの出来を教えていただいたり、時にはご厚意で試食をさせていただいたりしながら、旬で美味しく仕上がったフルーツを使うようにしています。

購入できる場所と日時は?

丸㐂さんは店舗を持たない販売形式をとられていますが、どちらで購入することができますか?

イベントやショッピングモールの催事で購入することができます。そのため、基本的には土日の販売が多いですね。
よく販売させていただいている企業様としましては、イオンモール富士南さん、イオンモール富士宮さん、ららぽーと沼津さん、イトーヨーカドー三島支店さん、などがございます。今年(2023年)の2月からは、静岡伊勢丹コリドーフジさんにも入らせていただく予定です。静岡県東部を中心に販売させていただいております。
次回販売日・売り場については、フルーツ丸㐂公式Instagramで随時お知らせしています(※販売日より1週間ほど前に更新)。

店舗をもたないことを選択されたのは何故ですか?

経営するにあたって、まずはお店を潰さないということを大切にしようと考えたからです。

飲食店は店舗があるだけでも、店舗代・人件費が多く掛かってくるので、続けていくことを考えたときに、店舗を持つというリスクを取り除きました。
店舗を持ってもやっていけるだけの人気が出たら、いずれは持ちたいと考えています。
最近は味に自信をもっていることが伝わったのか、リピートのお客さんも結構いらっしゃるので、このままファンの方が増えてくだされば、店舗をもってもやっていけるのではないかと思っています。

店舗デザインの構想も考えているので、楽しみながら店舗化を進めていきたいです。

フルーツ丸㐂のこれから

今感じている課題はありますか?

認知度を広げることです。

今はInstagramだけで宣伝をしていて、広告費は一切かけていません。広告費をかけない状態でどれだけ拡大できるかというのも試してみたいという気持ちがあってそうしていますが、まあ、実際のところは「もっとお金をかけてでも宣伝するべきなのでは?」と葛藤しています。

認知度を上げるために考えている取り組みはありますか?

あります。SNSを使った取り組みになるんですけど、映像制作にも興味があるので、リール動画に力を入れようと考えています。

お店の宣伝にストーリー性があると響きやすい・伝わりやすいと考えていて、過去にも敬老の日に、ストーリー性を意識した画像を投稿してみました。

これは静止画での投稿ですが、やはり静止画よりも動画のほうがエンタメ感が伝わりやすいツールなので、そちらに力を入れていきたいですね。

どんなストーリーを考えていますか?

「㐂び」が根底(コンセプト)にあります。

プレゼントとして購入していただけるようにギフトボックスを作成したんですけど、箱もコンセプトに沿って、かなり拘って作成しました。制作費はかかってしまったんですけど、喜んでもらえればいいかなって。高級感のあるマットな紙質に黒の箔押し、宝石ということで指輪の箱を連想させるオープン型のデザインを採用しました。

宝石をプレゼントされた時のような「㐂び」があるストーリーを、質感やデザインで表現しています。

仁藤さん、ありがとうございました。最後に一言お願いいたします。

ありがとうございました。全ての商品に妥協がないので、全てが推しです。

好きなフルーツを手にとっていただければ間違いないと思います。ぜひ一度お試しください。

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