「自分をアップデートできる環境」が企業選びの基準に|富士市人事部シンポジウムで感じたこと

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「自分をアップデートできる環境」が企業選びの基準に|富士市人事部シンポジウムで感じたこと

コラム
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「最近、本当に人が来ないんだよ…」という声
地域企業の経営者の方と話していると、ここ数年、この言葉を聞く機会が明らかに増えました。
以前は、求人を出せばある程度応募が来ていた。紹介や口コミでも人が集まっていた。しかし今は違います。
求人媒体を使っても反応が薄い。せっかく採用しても若手が定着しない。
「条件は悪くないはずなのに、なぜ選ばれないのか」と悩む企業も少なくありません。
2026年5月19日に開催された「富士市人事部 発足シンポジウム」に参加し、改めて感じたのは、「今までの採用の常識は、完全に変わった」
ということでした。

「若者離れワースト17位」の衝撃

シンポジウムの中で特に印象的だったのが、「若者離れワースト17位」という言葉です。

2040年には現役世代が約3割減少すると言われています。これは単なる人口減少の話ではありません。

もっと本質的なのは、「若者が企業を選ぶ基準そのものが変わっている」という現実です。

厳しい言い方をすると、企業が「選ぶ側」だった時代から、若者が「選ぶ側」の時代へ変わっている。

そして今、若者たちが求めているのは、単なる給与や休日だけではなく、「自分をアップデートできる環境」でした。

富士市人事部シンポジウムプレゼン

若者は「働く場所」ではなく「成長できる環境」を見ている

かつては、「安定している会社」「名前を知っている会社」というだけでも、ある程度人が集まった時代がありました。

しかし今の若い世代は、企業を見る視点そのものが変わっています。

極端な話、
「この会社で、自分は成長できるのか」
「ここで働く意味を感じられるのか」
を見ています。

もちろん、給与や休日は重要です。

ただ、それは「最低条件」になりつつある。

シンポジウムの中でも、「休日が少ない」「トイレが男女別でない」
といった環境面が、SNSを通じて瞬時に共有され、“選ばれない会社”として認識されてしまう時代だという話がありました。

つまり今は、企業が思っている以上に、「会社の姿勢」そのものが見られている時代なのだと思います。

富士市人事部シンポジウムスライド

「魅力がない」のではなく、「伝わっていない」

私自身が特に感じたのは、「魅力がない会社」が選ばれないのではなく、「魅力を伝えられていない会社」が選ばれなくなっているということです。

実際、地域企業には、高い技術力や長年培ってきた信頼、お客様に真摯に向き合う姿勢など、本来もっと評価されるべき価値が数多くあります。

それでも、
「何を大切にしている会社なのか分かりにくい」
「どんな想いで仕事をしているのか伝わっていない」
というケースは少なくありません。

本来であれば、地域や社会を支えている誇れる仕事なのに、それが若い世代に届いていない。

だからこそ今、企業には「言語化する力」が求められているのだと思います。

「地域の人事部」と越境学習の可能性

今回のシンポジウムでは、「地域の人事部」という考え方も紹介されていました。

これは、一社だけで人材育成や採用を抱え込むのではなく、地域全体で人を育てていこうという考え方です。

また、「越境学習」という言葉も印象的でした。

異なる会社。
異なる業種。
異なる価値観。

そうした環境に触れることで、人は成長し、新しい視点を得ることができる。

私自身も、これは本当にその通りだと感じています。

同じ環境だけにいると、どうしても考え方は固定化し、マンネリ化してしまう。

しかし、新しい人と出会い、新しい環境に触れることで、人は大きくアップデートされる。

それは経営者も、社員も同じです。

だからこそ今後は、「自社だけで完結する時代」ではなく、地域全体で学び合い、企業同士がつながりながら成長していくことが、ますます重要になるのではないかと感じました。

富士市人事部シンポジウムスライド

私たちが目指す「伴走型支援」

私たち株式会社富士(カブフジ)も、単なるホームページ制作会社としてではなく、そうした「企業の変化」に伴走する存在でありたいと考えています。

私たちが作っているのは、単なるWebサイトではありません。

その会社が、
どんな想いで仕事をしているのか。
どんな人を大切にしているのか。
なぜその仕事を続けているのか。

そうした“目に見えない価値”を言語化し、ホームページやSNSを通じて伝えていくこと。

それによって、採用にも、集客にも、企業の未来にも繋がっていくと考えています。

「人が来ない」のではなく、“伝わっていない”だけかもしれない

「人が来ない」のではなく、まだ「選ばれる理由」を伝えきれていないだけかもしれない。

私たちカブフジも、単なる制作会社としてではなく、地域企業の「変わりたい」に本気で向き合い、
採用・発信・組織づくりまで伴走する存在でありたいと考えています。

企業が変われば、働く人が変わる。地域が変わる。

その未来づくりに、これからも本気で取り組んでいきます。

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営業
伊藤

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