キーワード選定の必要性
私たちも検索するときに無意識に検索窓にキーワードを入れています。例えば「ホームページ制作会社」を探したい場合に、「静岡県 ホームページ制作」「Webサイト制作会社 おすすめ」といった用語を検索窓に入れると思います。
この時、どのようなキーワードで検索するかを事前に把握しておくことで、キーワードの正解が見えてきます。
ホームページとWebサイトの違い
少し話が脱線しますが、同じような言葉で「ホームページ」「Webサイト」があります。
- ホームページとは、本来Webサイトの中のトップページを指します。
- Webサイトとは、インターネットにある、同じドメインを持つ複数のWebページの集まりです。
そのため、Webサイト>ホームページとなり、ホームページはWebサイトの一部になります。
当社のサイト内で「ホームページ」と使っていますが、厳密にはWebサイトになります。

しかし、一般的にそのようなことを意識して、言葉を使い分けているわけではありません。実際に当社でも「ホームページを作って欲しい」とご依頼をいただきますが、トップページだけでなく、Webサイト全体を作って欲しいという要望でご依頼をいただきます。
当社では検索数を調べるときはGoogleキーワードプランナーを活用していますが、実際にそれぞれの検索数を確認してみると、「ホームページ」「ホームページ 制作」の方が「webサイト」「web サイト 制作」と比べて5倍近く検索されている事がわかります。

Googleキーワードプランナー調べ 2023年10月〜2024年9月
当社としても多くの方に検索していただきたいので、「Webサイト」ではなく「ホームページ」を使用しています。今回のように、多少ニュアンスが違う言葉で、検索数が異なる場合は多々あります。皆様のホームページのキーワード選定やブログでの言葉で悩んだ場合には、検索数を意識することをお進めします。
無料キーワード検索ツールのご紹介
最後に無料で使えるキーワード検索ツールを紹介します。キーワード検索ツールとは、SEO対策において対策すべきキーワードの選定作業を効率化してくれるツールです。
上記のように、キーワード選定一つとっても5倍の検索数が変わってくるため、キーワード選定はとても重要です。
また、キーワード検索ツールを活用することで、ユーザーの検索意図や何を求めているのかを知ることもできるため、ホームページ以外のチラシやパンフレットなどキャッチコピー選定でも活用できます。
Googleキーワードプランナー
キーワードプランナーは、Google広告の管理画面内にあるツールで、先ほど紹介した、当社でも活用しているツールです。
本来は、Google広告を出稿する際に広告主が参考にする情報を調査するためのツールですが、キーワード検索だけでも十分に活用できます。
キーワードプランナーの特徴は、Googleの検索エンジンでの検索ボリュームを基に関連キーワードの抽出やキーワードの競合性など、キーワード選定をする際の参考になる重要な情報を調べられるということです。
以前は、すべての機能を無料で使えていましたが、一部の仕様が変更された現在(2025年1月)はGoogle広告で広告を出稿していないアカウントではあいまいな検索ボリュームが表示されるなど利用が制限されています。


Googleキーワードプランナーの検索画面(比較)
RURI-CO
RURI-COは、「関連キーワードの表示」「キーワードの類似率の表示」「調査対象キーワードがタイトルタグへの利用率調査」などキーワード選定で役立つデータを無料で提供してくれます。
類似率を表示してくれる無料ツールは他に無いため、キーワードのグルーピングにも活用することができます。

RURI-COの検索画面
Googleトレンド
Googleトレンドは、Googleが無料で提供するキーワードツールです。
直接的なキーワードの検索数は把握することができませんが、設定期間の検索数の推移や、複数の検索キーワードの比較ができます。検索エンジン上で今現在人気のある急上昇中のキーワードや、トレンドキーワードの検索ボリューム推移などで活用できます。

Googleトレンド検索画面

Googleトレンド比較時 検索画面
まとめ
ホームページではキーワード選定がとても重要になります。同じ意味の用語でも、キーワード一つで、検索されるかどうか大きく関わってきます。当社でもホームページ制作をするにあたり、用語の意味と検索ボリュームを加味して、できる限り多くの方に見ていただくよう、キーワード選定を十分に行なっております。もし、キーワード選定でお困りの場合には、お気軽にお問い合わせください。
