1. 「朗読」と「唱和」に込められた目的の違い
セミナーの中で印象的だったのが、「朗読」と「唱和」の違いです。
JCでは、
- 宣言文は「朗読」(外に向けて正確に伝える)
- クリードやVMVは「唱和」(内に向けて価値観を揃える)
と明確に分けられています。
つまり、“誰に何を伝えるか”によって、伝え方を変えているということです。
これは企業にもそのまま当てはまります。
- 外向け(ホームページ・営業):選ばれる理由を伝える
- 内向け(社内):価値観を揃える
この両方が揃って初めて、「強い会社」になります。
「Chance(チャンス)」ではなく「Opportunity(オポチュニティ)」
もう一つ印象的だったのが「Opportunity(機会)」という言葉の捉え方です。
JCI Mission(ミッション)の中では、「chance」ではなく「opportunities」の英語が使われています。どちらも「機会」と訳される言葉ですが、意味には明確な違いがあります。
- Chance:偶然訪れるもの
- Opportunity:自ら掴みにいくもの
つまり、待っているだけでは、何も変わらないということです。
この考え方は、ビジネスにもそのまま当てはまります。
特に地域企業では、
- 既存顧客中心で大きな問題はない
- しかし将来には不安がある
- 新規開拓はできていない
という状態が多く見られます。
この状態は一見安定しているように見えますが、“選ばれる理由が言語化されていない状態”とも言えます。

3. 「選ばれている理由」を言えますか?
実際に現場でよく聞く言葉があります。
- 「昔からの付き合いで…」
- 「特に理由はないけど続いている」
- 「対応力ですかね…」
どれも悪いことではありません。むしろ、信頼されている証拠です
ただし、ここに大きな落とし穴があります。
■ 新規顧客には、その理由は伝わりません
- 「昔からの付き合い」→ 新規には関係ない
- 「理由がない」→ 比較された瞬間に負ける
- 「対応力」→ 他社も同じことを言う
つまり、“言語化されていない強み”は、存在しないのと同じ扱いになります

4. 差がつくのは「VMVの言語化」
ではどうすればいいのか。答えはシンプルです。選ばれる理由を言語化すること
ただし、難しく考える必要はありません。
当社では、以下の3つに整理することをおすすめしています。
■ 選ばれる理由の3要素
- なぜこの仕事をやっているのか(想い・背景)
- 何が他社と違うのか(強み・独自性)
- どんな価値を提供しているのか(顧客メリット)
さらに重要なのは、それを“証拠付き”で伝えること です。
「実績」「数値」「事例」「お客様の声」これらが加わることで、初めて「信頼」になります。
■当社(株式会社富士)の場合
参考までに、当社の考え方もご紹介します。
- なぜやるのか 地域企業が“営業や人脈頼み”から抜け出せず、本来の価値で選ばれていない状況を変えたい
- 何が違うのか 机上の戦略ではなく、自社でも実践しながら“成果が出る打ち手”を提案し、制作から運用まで一貫して伴走する
- どんな価値があるのか 問い合わせが増える・売上につながるという“成果”と、自社で再現できる“仕組み”の両方を提供する
このように整理することで、“選ばれる理由”が初めて外に伝わる状態になります
最後に:そのままだと、新規では選ばれません
既存顧客との関係が続いている会社ほど、「自社がなぜ選ばれているか」を言語化できていない
ケースが多くあります。しかし、 新規顧客は必ず比較します。
そのときに、
- 理由が言えない
- 強みが伝わらない
となると、そもそも選択肢にすら入らないという状態になります。
「選ばれる理由」を一緒に整理しませんか?
私たち株式会社富士では、
「なぜ新規問い合わせが来ないのか」を明確にし、自社の強みを“選ばれる理由”として言語化する無料診断
を行っています。
- なぜ問い合わせが来ないのかが分かる
- 自社の強みの言語化の方向性が見える
- 明日から何を改善すればいいかが整理される
そして、御社が選ばれている理由を“3つに整理し、証拠付きで言語化できれば”問い合わせにつながります
「このままで大丈夫か不安がある」
「新規開拓を強化したい」
そう感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。
共に“選ばれる企業”をつくっていきましょう。