Overview
Client
富士地域再生紙家庭利用促進協議会
再生家庭紙需要の促進を図り、紙の円滑なリサイクルシステムを確立するために平成14年5月に設立。
会員相互の連絡を密にし、業界の現状及び今後の展望、紙モニター制度を利用した消費者ニーズ等の調査研究、その他、紙モニター制度の導入や、啓発事業・経営改善支援事業活動を行っている。
Problem
地域のPRイベント等に使用する法被が欲しい
富士、富士宮市内〜静岡県外まで、幅広いイベントで使用する法被を作りたいというご依頼をいただきました。
使用用途の他、男女問わず着用できる・富士市の特産品である紙をアピールできるデザイン・富士市のイメージカラーの青を利用したい・「ふじのかみ」のロゴを入れたい・イベント会場で映えるデザインにしたい、というご要望をいただきました。
Solution
ヒアリングを繰り返し行い、ご要望を反映しながらまとまりのあるデザインに
用途も使用者もさまざまな法被になるため、複数人のご要望を1つのデザインに収束させていく必要がありました。
そのため、複数のデザインを提案しヒアリングを重ねていくことで、お客様の優先したいことを一緒に固めていきました。
結果的に、再生紙と富士の景観を盛り込みつつ、青を基調としたまとまりのあるデザインに仕上がりました。
Visual design
Works
オリジナル法被の制作
表面右側の紙のリサイクルマークは、広範囲で1 色のみだとのっぺりとした印象が強まるため、富士市のイメージカラーと、その色を薄くした青色の2 色を使用して動きを出しました。
表面左側の「ふ」というマークはお客様のラフ案を反映させていただきました。
背面から前面にかけては、トイレットペーパーが繋がるようにデザイン。
裏面には、ご要望の「ふじのかみ」 ホームページ上の富士山シルエットを追加しました。
しかし、元の富士山シルエットは全面が白色で、お客様からいただいた汚れを目たちにくくしたいというご要望に反してしまうため、海(駿河湾)をイメージした曲線をいれることで、青の面積を増やしました。
また、なるべく文字の視認性が上がるよう、波の曲線を調整しました。
別案