
Overview
Client
金沢豆腐店
静岡県富士市にて大正2年に創業し、地元のお客様だけでなく、多くの方にも長年愛され続けている。
代々引き継がれている、生もめん豆腐やざる豆腐だけでなく、「スイーツがんも」「がんもいっち」「がんもなり」といった、大豆を活用したオリジナル製品も開発。
Problem
新商品のブランド価値確立
金沢豆腐店様は、今までもオリジナル商品を多々開発してきましたが、今回は「がんもなり」というスイーツがんもに酢飯を組み合わせてた商品を開発しました。商品の斬新性や味は魅力的なものでしたが、適正な価格が取れるかが、ポイントでした。屋外で販売することも想定し、2個が適量でしたが、パッケージ代などを考慮すると一定の販売価格を担保しないと利益に繋がりません。そのため、高級かつ、美味しく魅せることが必要でした。
Solution
新商品開発に伴う高級感の演出と、商品全般のリブランディング
ブランドイメージ確立のため、写真撮影を行いました。高級感を演出するため、主に黒い背景を活用し、お皿や小物なども撮影用に新たに購入しました。
また、メイン商品は「がんもなり」でしたが、そのほかの商品も撮影し、全商品のブランディングも図りました。ざる豆腐は表面にざるの後が残るように工夫をして、撮影を行いました。


Branding
Product/Service Branding
食品写真は新鮮さと食べたくなるイメージが大切
撮影の大きなテーマとして、衛生的で高級感が伝わることを意識しました。
盛り付けに添える葉などは、購入または敷地内に自生しているものを許可をいただいて調達しています。
新鮮な食品とマッチさせて食品がより一層が美味しそうに写るよう、植物に根気よく水分を与え瑞々しく見せています。
ただ商品単体で撮影するだけではなく、写真を見たお客様に食べているときのイメージが浮かぶように、鍋や蓮華と合わせた撮影も行いました。
食品が主役となるよう、器や鍋に主張しすぎないデザインを選んでいます。
梱包時の食品撮影は、奥行きや立体感が出るように試行錯誤を重ねました。
食品撮影は乾燥との戦いとなり大変な面も多くありましたが、仕上がった写真をお客様に納得していただけたことが何よりも嬉しかったです。
