すぐに帰る人への対策
こんにちは。浩二です。
先々週はWEBサイトにおいて重要な指標である「1セッションあたりのページビュー数(平均PV数)」ついて、
先週は平均PV数を上げるため「たくさん見てくれる人を集める」方法について説明しました。
そして、今週は平均PV数を上げるためのもう一つの対策として「すぐに帰る人を引き止める」方法について説明します。
アクセス解析は数字がたくさん出てくるので量の分析と思われがちですが、質の分析も必要になります。まずWEBサイトをすぐに帰る人というのはどういう人か考えます。
自社サイトに全然興味もないのに誤って入ってきた人を思い浮かべた人もいるかと思いますが、このような人はどのようなサイトにも必ずいるので対策の必要はありません。
しかしすぐに帰ってしまう訪問者が、顧客にならない人ばかりかというとそのような事は決してありません。重要な見込み客がたくさん訪れているのに、入り口ページが不適切ですぐに帰らせてしまっている場合があります。
そのようなページを見つけ出して対策をとる必要があります。
グーグルアナリティクスを開いて「行動」→「すべてのページ」をクリックするとPV数の多い順にページが並んでいます。(ページがわかりづらい場合は「ページタイトル」をクリックすると日本語のページ名になります)
この表はPV数の多い順にページが並んでいるのですが、右側に直帰率の欄があります。PV数が多く直帰率も高いページがまさに平均PV数を下げているページになります。
こちらのように直帰率が「75%」「100%」「61.54%」の3つのページは、重要の見込み客を逃している可能性が高くすぐに対策が必要です。
ページの対策としては下記の項目が一般的です。
- 見やすいレイアウトになっているか
- 参照元の説明文とページの内容に相違はないか
- 訪問する検索キーワードとページの内容に相違はないか
- 次のページには行きやすい仕様になっているか
- ページが重たくないか
このように一つ一つのページの対策を積み重ねることにより全体のPV数も上がってきます。
すぐに成果が出るわけではありませんが根気強く対策を行なっていくことがより良いWEBサイトに繋がっていきます。