Overview
Problem
社員の帰属意識を高め、組織の一体感を醸成したい
「従業員の士気を高めるために、本社や工場の外観をモチーフにしたロゴを制作し、オリジナルTシャツを作りたい」というご相談をいただきました。
清掃活動などのボランティアや社内イベントで着用することを想定しており、単なる制作物ではなく、社員の帰属意識を高めるインナーブランディング施策としての位置付けでした。
Solution
“すべてを入れる”から、“伝わるものだけを残す”設計へ
初期段階では「線路や住所なども含め、できるだけ多くの情報を入れたい」というご要望がありました。
しかし、Tシャツという媒体特性上、情報を詰め込みすぎると本来伝えたい企業の特徴がぼやけてしまう懸念がありました。
そこで当社では、
-お客様のご要望を反映した案(情報を多く含むパターン)
-不要な要素を削ぎ落としたシンプルな案
といった複数のデザインを提示し、視覚的に比較できる状態を設計しました。
その結果、「シンプルな方が会社の特徴が伝わる」という判断に至り、“伝わる設計”としてのデザインが採用されました。
Visual design
Logo
富士本社


水島工場


社員の行動を変える“企業の象徴”へ
完成したTシャツは、黒地に白の線画を用いたシンプルなデザイン。
視認性と象徴性を両立し、社員の皆様から高い評価をいただきました。
その結果、
- 市主催の植樹イベント
- 健康促進のウォーキングイベント
など、社内外の活動において着用され、社員が自発的に参加する動きが生まれました。
これは、単なるユニフォームではなく、
“着たくなるデザイン”によって行動変容が起きた事例といえます。
社員から家族、そして地域へ広がるブランド
当初は社員向けのみの制作予定でしたが、
「家族にも着せたい」という声が上がり、キッズ用Tシャツも約10枚追加制作。
さらに、地域イベントでの着用も広がり、
本取り組みは社内にとどまらず、家族や地域へと広がる“企業の象徴”へと発展しました。
Result(成果)
- 社員の帰属意識向上の一助に
- 社内外イベントへの自発的な参加促進
- キッズTシャツ追加制作(約10枚)
- 他拠点(水島工場)での追加発注
- 「綺麗に仕上げていただきありがとうございます」との評価
👉 社内施策として始まった取り組みが、組織の活性化・ブランドの外部発信へと波及
Branding
Inner Branding
納得して選べるプロセスを設計する“伴走支援”
当社では、頭ごなしに「こちらの方が良い」と結論を押し付けるのではなく、
お客様の意向を尊重しながら、複数の選択肢を提示し、お客様自身が納得して意思決定できるプロセスを重視しています。
本プロジェクトにおいても、
初期段階ではイメージが曖昧だった状態から、デザインを可視化することで「必要・不要」の判断が明確になり、最終的に最適な形へと導くことができました。
「シンプルにすることで、伝わり、行動が変わる」
情報を詰め込むのではなく、伝える要素を絞ることで、
社員が自発的に着用し、行動につながる設計が可能になります。
本プロジェクトは、
“伝わるデザイン”が組織の動きを変え、ブランドが広がることを証明した事例です。
「デザインは、組織を動かす“仕組み”になる」
株式会社富士(カブフジ)では、ロゴ制作やオリジナルグッズの制作にとどまらず、
企業の目的や課題を起点としたブランディング設計を行っています。
特に、製造業をはじめとした企業様に対しては、
- 採用強化
- 新規顧客開拓
- 従業員の定着率向上
といった経営課題に対し、紙媒体とWebを組み合わせたクロスメディア戦略で伴走支援いたします。
「何を作るか」ではなく、「なぜ作るのか」からご一緒できるパートナーをお探しの方は、ぜひご相談ください。